起業して会社経営をしていくと、必ずと言っても良いほど『利益が出ない』と悩む時期が訪れます。

 

『こんなに商品は売れているのに、利益はこれだけか。。。』

 

と社長室で下を向く経営者は、おそらく数えきれない程いることでしょう。

 

確かに、「薄利多売」で成功している経営者も中にはいますが、利益が薄い状態で会社経営を続けて行くと、いつの日か会社のお金が回らなくなり、結果的に「倒産」してしまうなんてことも良くある話です。

 

最近では、「赤字倒産」だけでなく、「黒字倒産」をする会社が急激に増えています。

 

「黒字倒産」とは、帳簿上は利益が出ているのにも関わらず、入金までの期間が長い場合に、各種支払い(外注費、人件費、借入返済など)が滞り、資金繰りが追いつかず「倒産」することを言います。

 

特に、起業したての会社や、急激に業績を伸ばした会社に起こりうる現象です。

 

結果的に言うと、会社経営を成功させる為には、利益を出すことが非常に重要で、出た利益を1円でも多く会社に蓄えておく必要があるのです。

 

今回は、それらのことを踏まえた上で、

 

  • 利益を出すための基本的な考え方
  • 利益を出すためにできること

 

の2つの項目に分けて、「会社経営で利益を出す方法」について詳しく掲載していきます。

 

 

利益を出すための基本的な考え方

まず最初に、会社経営をしていく上で、「利益を出すための基本的な考え方」について解説していきます。

普通に考えれば分かることですが、

 

  • 売値を高くする
  • 仕入値を安くする

 

利益を出す為には、この2つが重要です。

 

分かりやすく説明するために、八百屋さんを想定して説明していきます。

 

売値を高くする

例えば、利益を出す為に「売値を高くする」と売上高が上昇しますので、必然的に資金が多く入金されます。

 

今までは、メロンを1,000円で売っていたものを2,000円で売ることで、単純に売上高は2倍になります。

しかし、売値が高くなると、今まで購入していた方が買わなくなる危険性がありますので、売値を高くすれば良いというわけではありません。

 

 

仕入値を安くする

そして、利益を出す為に「仕入値を安くする」と、今までよりも利益を出すことができますので、当然会社に残るお金を増やすことができます。

 

今までは、300円で仕入れたメロンを1,000円で販売していたので利益は700円です。

それを、200円で仕入れるようにすれば、800円の利益を出すことができますので、単純に利益率70%を80%まで上昇させることができます。

 

しかし、仕入値を安くするということは、「業者泣かせ」をしてしまったり、質の悪い商品を販売してしまうことになるかもしれませんので、仕入値を安くすれば良いとは限りません。

 

 

利益を増やすと誰かが損をする?

この時点で気付いた方もいるかもしれませんが、会社経営をしていく上で「利益を出す」為には、誰かが損をすることになる可能性があります。

 

  • 売値を高くすれば、購入する方が損をする
  • 仕入値を安くすれば、生産者や購入者が損をする

 

しかし、逆に言えば、質よりも値段が安いものを求めている購入者もいれば、質よりもイメージで購入したいというプライドの高い購入者など、一概に誰かが損をするとは言い切れません。

 

世の中のニーズや、需要と供給のバランスにより、価格の変動が起きますので、経営者は細かな情報収集をしていく必要があります。

 

 

では、どうやったら会社経営をしていく上で、利益を出すことができるのでしょうか?

 

 

利益を出すためにできること

ここからは、会社経営をして行く上で「利益を出すためにやるべきこと」について解説していきます。

大きく分けると、

 

  • 経費削減
  • 外注費を安くする
  • 外注を減らして自社でおこなう
  • 価格以上に価値のあるものを開発する

 

利益を出す為には、この4つの方法が存在します。

 

経費削減

まず最初の利益を出すためにやるべきこととして、「経費削減」をすることで利益を増やすことができます。

 

会社経営をしていくと、何かと経費がかさみます。。。

例えば、人件費、光熱費、通信費、接待交際費など、数ある経費の中から削減できるものは削減していくようにしていかないと、利益を出すことはできません。

ただし、必要なものまで削減してしまうと、経営が傾く原因になってしまいますので注意が必要です。

 

別記事で利益についての記事を掲載しておりますのでそちらもご覧ください。

知らなきゃ損!?必要な経費と無駄な経費の見分け方・経費削減方法

 

 

外注費を安くする

次に、利益を出すためにやるべきこととして、「外注費を安くする」ことで利益を増やすことができます。

 

外注費を安くすると言っても、方法はたくさんあります。

日本は狭い島国ですが、同じような生産者(業者)は山ほどいますので、質を落とさずに仕入値を安くできる業者を探すことも、経営者の仕事の一つだと私は考えています。

最近では、中国などの海外から仕入れるということも視野に入れることで、質を落とさずに仕入値を安くすることができるようです。

 

間違っても業者泣かせの行為や、質の悪いものに転換する行為だけは絶対に避けるようにしましょう。

最初のうちは良いですが、気付いたら購入者が減るどころか誰も購入しなくなる可能性が出てしまいます。

 

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外注を減らして自社でおこなう

次に、利益を出すためにやるべきこととして、「外注を減らして自社でおこなう」ことで利益を増やすことができます。

 

会社組織は、金融機関から融資を受ける際に、「運転資金」よりも「設備資金」の方が借りやすいという暗黙の了解があります。

ですので、融資で機械などを導入し自社でおこなうことで、外注が減り利益を出すことができるようになります。

 

例えば、今までは、外注費で300万円かかっていたものが、融資を受けて機械を導入したことで、外注費を100万円減らし200万円にできたとします。

この例は少々極端ですが、機械を導入したことで100万円利益が出るのであれば、2,000万円〜3,000万円の機械を融資で購入したとしても、全く問題なく利益を出しながら会社経営をすることができます。

 

状況にもよりますが、計算した上で利益を出すことができ、借入の返済財源を確保できるのであれば、一度金融機関に相談することも大事です。

 

融資に関しての記事は別記事でも掲載しておりますのでそちらをご覧ください。

『銀行融資を受ける方法』借り入れを簡単に実行する極意とは?

 

 

価格以上に価値のあるものを開発する

次に、利益を出すためにやるべきこととして、「価格以上に価値のあるものを開発する」ことで利益を増やすことができます。

この項目に関しては、正直誰でもできるわけではありません。

 

例えば、世の中に販売されている1玉5,000円のメロンがあったとします。

販売されているということは、それだけ需要があることですし、確かな美味しい味があるからこそ売れるわけです。生産者も、それだけ時間をかけて作ったものですから、売値が高くなることも仕方のないことと言えば仕方のないことです。

 

これだけの人口がいるわけですから、値段だけで購入する人もいれば、値段ではなく「質」で選んで購入してくれる方も大勢いるのが世の中です。

ですので、価格だけで勝負する商品を売るだけでなく、自分の会社でしかできない質の高い商品を生み出すことで、確実に利益を出すことができると思います。

 

アイデアに関してはコチラの記事からどうぞ
起業はアイデアが全て!?困ったらホリエモンの考えから学べ!

 

 

まとめ

まとめになりますが、会社経営をしていくと「利益が出ない」ことに悩む経営者がたくさんいますが、それらの人は私も含め、経営に向いていない、あるいは周囲を見ていないという結論に至ります。

 

世の中の「成功者」と呼べる経営者の方々は、日々勉強をして『いかに利益を出せるか』を考えていると思います。

 

おそらく、この記事を読んで頂いた方は、これから起業を考えている方であったり、今現在、利益が少なくて悩んでいる方だと思いますが、一度考え方をリセットして、イチから考え直してみてはいかがでしょうか?

 

 

私は過去に、知らないことを良いことに、業者に高い金額で仕入れさせられたことがあります。

今となっては良い経験だと考えることができますが、『なんであの時考えることが出来なかったのだろう』と思う時もあります。

 

経営者たる者、時には心を「鬼」にして物事を決定していくことも重要だと私は思います。

 

以上、「会社経営で『利益を出す』ために重要な考え方と4つのやるべきこと」です。

 

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