起業して会社経営に失敗した原因は?倒産して初めて気付いたことを解説します

起業して会社経営に失敗した原因

皆さんこんにちは!管理人の眞太郎(@askigyou1)です。

私は起業して会社経営をする社長になり、わずか7年の月日で倒産を迎えることになりました。

会社経営というのは非常に難しく、急に業績が伸び過ぎてしまうと、同時に支払いも増えるので資金不足に陥ってしまいます。

さらには、従業員が増えることで育成や管理が追いつかず、気づくと会社経営の歯車が狂ってしまい、取り返しのつかないことになってしまう場合があります。

そこで本記事では、実際に私が経験した「起業して会社経営に失敗した原因と、倒産後に改めて気付いたこと」について掲載していますので是非ご覧ください。

私が起業して、会社経営に失敗した原因

私が起業して会社経営をする社長になったのは、当時20代前半の時です。

起業後わずか7年の月日で倒産するという形になり、裁判所で破産手続きを行い「社長」という地位のある人生から「凡人」という人生に転落してしまいました。

起業当時はとにかくがむしゃらに仕事をして年々業績を上げることができましたが、あるとき資金が回らなくなってしまったのです。

気づいたときには取り返しのつかない状況になってしまい、結果倒産することになってしまいました。

全ての破産手続きが完了した今だからこそ冷静に失敗した原因が分かるのかもしれませんが、私が起業して会社経営に失敗した原因は、以下3つが挙げられます。

失敗した原因その1「資金繰りが厳しくなった」

まず最初に、私が起業して会社経営に失敗した原因は、急に業績が伸び過ぎたことにより、同時に支払いも増加し資金繰りが厳しくなってしまったからです。

特に、私が経営していた事業は顧客からの支払いサイクルが存在しますので、お店関連のように都度現金で支払ってもらえるわけではありません。

しかし、下請け業者や仕入先には決められたサイクルで支払いをしていかなければなりませんので、場合によっては顧客から支払いをされる前に先払いする場合もありました。

極端に業績が伸びて先払いばかりの案件が増えてしまうと、必然的に金融機関から融資を受けないと資金は回らなくなってしまいます。

ですが、起業したての会社ではそう簡単に金融機関から融資を受けることはできませんので、結果会社全体の資金繰りが厳しくなってしまいます。

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失敗した原因その2「従業員の育成と管理が追いつかなかった」

次に、私が起業して会社経営に失敗した原因は、従業員の育成と管理が追いつかなかったからです。

急に業績が伸びたことで、従来の従業員の人数では業務をこなすことができませんでした。

よって、求人を出したり引き抜きなどをして従業員の増加をはかるわけですが、従業員は増えれば増えるほど人件費がかさみます。

さらには、最初から仕事ができる人間ばかりではありませんので、しっかりとした従業員の教育、または育成と管理が必要です。

しかし、急に業績が伸びているので、従業員の育成よりもとにかく目の前の業務をこなすことが第一になってしまい、結果顧客を満足させることが出来なかったのです。

『会社経営における人材は本当に難しかったな』と今だからこそ感じます。

従業員が増えると人件費が増えますし、かといって従業員を減らすと業務がこなせなくなってしまいます。

また、顧客が増え続ければ従業員が多い状況でも問題ありませんが、顧客が減ってしまうと余ってしまう従業員も出てきてしまいますので、自然と無駄な経費が膨れていきます。

従業員を軽い気持ちで解雇にできれば良いですが、それはそれで労働基準監督署との争いになり面倒なことが起きますので、経営者はそれだけは避けなければなりません。

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失敗した原因その3「事務所移転時に物件を購入したのが間違いだった」

そして、私が起業して会社経営に失敗した原因は、事務所移転時に物件を購入したのが間違いだったからです。

私が経営している会社では、急に業績が伸びたことで人材を増やすことになりました。

すると、今まで借りていた事務所では全ての従業員のデスクを配置できなかったので、今よりも広い事務所に移転することを考え始めました。

しかし、広い事務所に移転する際にはそれなりの初期費用や毎月の家賃も増加しますので、どうせだったら物件を購入してしまおうと中古物件を購入したのが間違いだったのです。

自社物件を所有すると家賃はありませんが、金融機関への返済や固定資産税などの税金など、これがまた会社の資金繰りを圧迫してしまった原因だったのです。

起業して会社経営に失敗し、倒産後改めて気付いたこと

私は起業して会社経営に失敗し、倒産後改めて気付くことはたくさんありましたが、上記で記載した内容がやはり失敗の大きな原因だと思います。

急に業績が伸びれば人材を増やさなくてはなりませんし、従業員が増えれば人件費だけでなく広いオフィスが必要になります。

また広いオフィスを借りればさらに経費が膨れ、そもそもの資金がない会社には到底追いつかない資金繰りになっていきます。

本来であれば企業はこの繰り返しで組織が大きくなっていきますが、起業したての会社が急に業績を伸ばしてしまうとパンク状態になってしまいます。

ここまでの情報をまとめると、以下のようになります。

  • 従業員が増えると、とにかく育成と管理が大変です。そして人件費が驚くほどに増えます。
  • 今までよりも大きいオフィスを借りたことにより、家賃が高くなります。
  • 計画的に業績を上げていかないと、急な業績の上昇は金融機関も対応しきれないのが現実です。

結果的には、私の失敗した原因は身の丈に合った事業展開が出来なかったということになります。

この記事を通して私が伝えたいことは、事業の展開は早ければ良いというものではないという事です。

起業して会社経営をする社長になれば、誰もが成功者になりたいと思いますので自然と業績を上げることに執着してしまいがちですが、急な業績上昇は会社を倒産の方向に向けてしまうだけです。

時には、事業の安定を調整するために依頼を断ることもとても重要なことだと思います。

全ては手元にある資金や、いかに金融機関から融資を受けるかだと思いますので、会社経営をしていく際には計画的に業績を上げていきましょう。

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