起業して会社経営をする社長になったら「身内は入社させない」のが鉄則です

起業して会社経営する社長になったら身内は入社させないが鉄則

皆さんこんにちは!管理人の眞太郎(@askigyou1)です。

世の中の会社組織には、身内(家族)を入れている企業が多数存在します。

例えば、社長の奥さんが「専務取締役」などになっているケースや、社長の息子が「常務取締役」などになっているケースです。

身内(家族)を入社させる家族経営には、メリットもあればデメリットも存在しますので、これから起業を考えている方は理解しておいて損はない情報だと思います。

私個人的には、起業して会社経営をする社長になったら『家族などの身内は入社させないほうが良い』という考えを持っています。

そこで本記事では、起業して会社経営をする社長になったら「身内は入社させないのが鉄則!」として、家族経営のメリットやデメリットについて解説しています。

身内を入社させた際(家族経営)のメリット

まず最初に、身内(家族)を入社させた際のメリットについて解説していきます。

自分が社長となって経営している会社に身内(家族)を入れたメリットは、以下3点です。

それぞれ解説していきます。

社長の座を維持することができる

1つ目のメリットは、身内(家族)を入社させることで「社長の座を維持することができる」からです。

企業のほとんどが「株式会社」という組織からなっていると思いますが、この株式会社には「取締役会」という組織が存在します。

その取締役会で議決権があるのが「取締役」と呼ばれる方々です。

大手になると専務取締役が複数いたり、取締役営業本部長などといった役員も存在します。

会社組織の経営者、または社長と呼ばれる方は正式名称で言うと「代表取締役」になりますが、基本的には「取締役会」で定められた取締役のトップの事を意味します。

ですので、代表取締役を変更する際も取締役会の議決で決定することができますので、安易に他人を取締役にしてしまうと代表取締役の座を奪われてしまう可能性があります。

そういった不祥事が起きない為にも、議決権を保持するために身内(家族)を入れるというケースがあります。

税金対策になる

2つ目のメリットは、身内(家族)を入社させることで「税金対策になる」からです。

世の中の企業の中には、実際には働いてはいませんが身内の名前だけを会社組織に入れている企業があります。

そうすることで、役員報酬を支給することができますので、結果的に大きな税金対策をすることが可能になります。

例えば、社長の奥さんを専務取締役などの役員に入れたとします。

毎月の役員報酬はもちろんのこと、場合によっては退職金として支払うことで税金対策をすることができますので、社長や社長の奥さんの懐事情が豊かになるということになります。

この件に関しては実際に私もやっていたことですが、むしろ絶対にやるべきことだと世間では言われています。

経理を身内に任せることで安心感が生まれる

3つ目のメリットは、身内(家族)を入社させることで「経理を身内に任せることで安心感が生まれる」からです。

特に経理上の処理については、身内(家族)を経理の人間にしておくことで、他人の従業員にお金を持って逃げられるなどの危機回避ができます。

人間はいつどのような思考になるか分かりませんので、お金の管理を身内(家族)にさせる事で少しでも安心して会社経営ができるようになると思います。

私も経験がありますが、中には会社のお金を従業員に持ち逃げされたということもありますので、もしそうなってしまった場合には、お金を取り返すことはほぼ不可能です。

会社経営に関するお金の事情は、絶対に1円たりとも見逃さずにやっていくべきですね。

身内を入社させた際(家族経営)のデメリット

続いて、身内(家族)を入社させた際のデメリットについて解説していきます。

自分が社長となって経営している会社に身内(家族)を入れたデメリットは、以下3点です。

それぞれ解説していきます。

他の従業員たちが働きにくい環境になる

1つ目のデメリットは、身内(家族)を入社させることで「他の従業員たちが働きにくい環境になる」からです。

自分の経営している会社に身内(家族)を入社させることで、他の従業員たちが非常に働きにくい環境になってしまう危険性があります。

『社長の奥さんだから仕方ない』

『社長の息子だから仕方ない』

『社長の親族だから仕方ない』

と言って、逆らえない状況になっているケースも多々あるのが家族経営の嫌なところです。

過去に私が就職していた会社での出来事ですが、社長の息子がいきなり「常務取締役」として入社してきたことがありました。

その息子は、本当に可愛がられて育てられたのでしょう。

毎朝母親にネクタイを締めてもらい、20歳を過ぎても海外旅行の荷造りを母親にやってもらっていたようです。

そんな彼には、何の経験もなく重役になってしまったせいで仕事は全くできない状態でした。

もちろん威厳もないので、従業員たちは挨拶を交わす程度で一切絡もうとはしません。

私は起業する為にその会社は辞めてしまいましたが、その会社は父親である社長が亡くなった際にその会社も倒産したようです…。

結果的には社長が親バカだと、どうしようもない経験のないバカ息子が会社に入社することで、何かとマイナスになる傾向があると思います。

他にも家族の時間で何か問題やトラブルがあった際に、仕事にまで影響してしまう可能性もありますが、そういったトラブルを社内に持ち込まれると、従業員は本当に働きにくい環境だと感じてしまうはずです。

業績が悪化した際に退職してもらうことが難しい

2つ目のデメリットは、身内(家族)を入社させることで「業績が悪化した際に退職してもらうことが難しい」からです。

会社経営には必ずと言ってもいいほど波があると思いますが、特に業績が悪化した際には他の従業員よりも多めに支払っている身内の給料が弊害になる場合があります。

普通に考えれば分かることですが、仕事のできる従業員の給料を削減するよりも、仕事のできない身内の給料を下げること、または退職させることの方が理想ですが、身内だからこそ言いにくい場合や情が出てしまうものです。

この件に関しては私も経験したことがありますが、自分の息子ならまだしも、親戚の子供だったりすると意外と面倒です…。

身内を入社させたところで特に見返りはない

3つ目のデメリットは、身内(家族)を入社させることで「身内を入社させたところで特に見返りがない」からです。

確かに、会社経営をしていくにあたり業績が良い時は何も問題はありませんが、問題は業績が悪化した際や倒産した場合です。

仕事のできない身内(家族)を入社させている間はそれなりの給与を支払うわけですが、倒産した場合にその身内は特に何かしてくれるわけではありません。

『あの時は給料やらなんやらで協力してやったんだから倒産後なんとかしてくれ』

と言っても、ほぼ協力してくれる可能性はゼロです。

実際に私が経験したことですが、なかなか就職できない親戚を入れた際に1ヶ月もしないで辞めていった人間もいましたし、私が倒産後にお金の面で工面してくれた親族は一人としていません。

自分がイチからスタートした会社ですから身内なんかに甘えさせた仕事はさせずに、しっかり仕事のできる人材を集めて、そこで信頼関係を作っていく方が断然良い方法だと私は思います。

まとめ

まとめになりますが、私個人的には家族経営は完全に否定していますので、この記事では完全なる家族経営否定論になってしまいましたが、業績の良い会社であれば「税金対策」の一環として身内(家族)を入社させる方法はありだと思います。

もちろん税金が安く済めば他の新事業などに隔てることもできますので、会社組織にとっては非常にプラス要素になると思います。

家族経営の問題は、働いている身内や経営者ではなく一緒に働いている他人の従業員にとっての問題が懸念されます。

家族経営の会社で働いている従業員で、文句の出ない方はおそらくいないでしょう…。

これから起業を考えている方にとって参考になる記事になったかは分かりませんが、身内を入れるなどの家族経営はできる限りしない方向性で考えていった方が良いと思います。

起業・会社経営関連のおすすめ記事

会社の将来性と従業員のモチベーションは比例しない説 会社の「将来性」と従業員の「モチベーション」は比例しない説 【仕事の出来る人材を募集する方法】ハローワークからの雇用は勧めない! 従業員を解雇した際のトラブル対処法 従業員を解雇した際のトラブル対処法!労働基準監督署の対応には弁護士を雇うのが一番

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください