皆さんこんにちは!管理人の眞太郎(@askigyou)です。
さて本記事では、ネイルサロンの売上を上げる4つの方法について詳しく解説しています。
ネイルサロンの売上をアップさせる為には、新規のお客様やリピーターのお客様を呼ぶ為の集客はもちろんのこと、それ以外にもいくつかの方法がありますので、以下分かりやすく解説していきますね。
この記事の目次
ネイルサロンの売上をアップさせることは、施術だけではない!
ネイルサロンを経営していると、業績不振に悩む時期が絶対と言っていいほどやってくるものです。
今まで通りの営業をしているのに、
『なぜお客様が減ってしまったのか?』
『なぜリピーターに繋げることができないのか?』
ネイルサロンは開業しやすい事業ですので、いつの間にかライバル店が増加して集客に悩むことが多々あります。
基本的にネイルサロンの業務は、来店してくださったお客様に最高のネイルアートを施すのがメインの業務です。
しかし、ネイルサロンの業務はこれだけではありません。
他にも、オイルやハンドクリームなどの店頭販売、友人や知人の紹介制度、金券制度、さらにはスクールを開講するというように、ネイルサロンの売上を上げる方法はいくらでもあります。
そんなネイルサロンの売上の低下や集客に悩む方の為に、次項ではネイルサロンの売上を上げる4つの方法について、具体的に『どのように売上を上げていくのか?』を解説していきますので是非参考にしてくださいね。
ネイルサロンの売上を上げる4つの方法
ではここからは、ネイルサロンの売上を上げる4つの方法をご紹介していきます。
上記4つに分けてそれぞれ分かりやすく解説していきます。
店頭販売を充実させる
まず最初に、ネイルサロンの売上を上げる為の方法として、「店頭販売を充実させる」ことについてご説明していきます。
そもそもネイルをやる女性は、特に美意識の高い方がほとんどです。
世の中の男性は『女性の手に惚れて好きになる』なんてこともあるくらいですので、女性の手先は非常に重要な部分であることが分かります。
そして、ネイリストであれば誰もが分かっていることだとは思いますが、ネイルのケアで甘皮の除去を行うと、指先のささくれが異常に増えることをご存知かと思います。
特に、女性は洗い物などをするので手が乾燥してしまいがちですが、「甘皮除去+乾燥」は異常なまでにストレスを感じます。
そんな時ハンドクリームやオイルがあると、乾燥を未然に防ぐことが可能です。
ハッキリ言ってしまうと、店頭でオイルやハンドクリームの販売を積極的にやっていきましょうということです。
ネイルサロンでは、オイルなどの店頭販売の商品をショーケースなどに置いてあることは良く見かけます。
しかし、ただ置いてあるだけで実際に購入させるためのアクションが出来ていないネイルサロンがほとんどかと思います。
店頭販売の商品は、飾りではありません。
ちゃんとした商品ですから、都度ネイリスト一人一人に購入させるための勧誘をさせる必要があります。
ネイリストの中には勧誘する行為が『言いにくい』なんて考えている方もいると思いますが、そういうネイリストは雇用する必要はありません。
店頭販売のオイルやハンドクリームは利益率が非常に高いので、売れば売るだけお店側が儲かるようになっています。
あくまで例ですが、200円〜300円で仕入れたものを1,000円程度で販売するので、利益は700円程度出る計算です。
1日1本売れば月に2万円以上の利益が出ますので、これは絶対にやるべきです。
今の時代女性がハンドクリームを所持していないなんてことはあり得ませんが、『ネイルサロンで使っているもの』となれば購入意欲は必然と出るはずです。
例えばですが、美容室で販売しているトリートメントとドラッグストアなどで販売しているトリートメントではどちらが質が良いか分かりますか?
もちろん、美容室で使っているトリートメントの方が良いはずです。
ですが、『サロンの店頭販売は値段がちょっと高いのでは?』と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
ネイルに5,000円以上払う女性は、1,000円のハンドクリームやオイルを買う可能性は十分にあります。
結論的に言うと、『やらないよりはやった方がマシ』という考えではなく、『やるならしっかり売る!』という考えを持って営業していきましょう。
ネイルサロンでの店頭販売は売上を上げる方法としてはとても効果的な手段ですので、積極的に行うことで100%売上を上げることができます。

紹介制度を導入する
次に、ネイルサロンの売上を上げる為の方法として、「紹介制度を導入する」ことです。
こちらは、その名の通り来店してくださったお客様に友人や知人を紹介してもらうことです。
この紹介制度の良いところは、満足したお客様が紹介してくれるのである意味口コミにも繋がります。
お店関係の商売で一番の宣伝広告は「口コミ」ですので、これはやらないわけにはいきません。
更に『類は類を呼ぶ』ではありませんが、ネイルを身に付ける女性の周りには必ずと言って良いほどネイルを好む女性が多数いるはずです。
知人や友人を紹介してもらう代わりに、紹介者のネイル料金を割引することで、紹介者は安くネイルを施術することが出来ますし、同じく紹介された方も安くネイルを施術することができますので、紹介制度を充実させることで『トリプルWin』のシステムが完成します。
しかしながら、この紹介制度には難点があります…。
それは、500円程度の小さな割引ではあまり反応されないことです。
できれば10%OFF、最低でも1,000円OFFをやるくらいでないと結果はついてこないかもしれません。
ですが、こちらもネイルサロンの売上を上げる方法としては絶対にやった方が良い制度ですので、積極的にやっていきましょう。
金券制度を導入する
続いて、ネイルサロンの売上を上げる為の方法として、「金券制度を導入する」ことです。
金券制度がどういう制度かは大体理解できると思いますが、念のため分かりやすくご説明しておくと、お金の代わりになる商品券のようなものです。
もちろん、金券と言いながらお釣りを出すことはしませんが、様々な場面で非常に役に立ってくれます。
例えば、来店してくださったお客様が、
- 友人に対して、ネイルサロンの施術をプレゼントする
- 結婚式を控えている新婦の為に、ネイルの施術をプレゼントする
- 成人式のお祝いとして、ネイルの施術をプレゼントする
など様々なシーンで役に立つのがこの金券制度の良いところです。
さらには、ゴルフコンペや結婚式の二次会の景品として出してもらうなど、考えてみればたくさんのシーンが想像できます。
ですので、この金券制度を導入後しっかりとお客様に対して営業していくことで、売上を上げる方法としてはとても効果的な手段です。
ネイルスクールを開講する
そして、ネイルサロンの売上を上げる為の方法として、「ネイルスクールを開講する」ことです。
ネイルサロンでは、必ずそれなりの腕前のネイリストが複数いるはずです。
むしろ、技術力の高いネイリストがいないネイルサロンは論外です…。
そこで、その技術力の高いネイリストに講師を務めさせて業績を上げる方法が非常に効果的です。
理想としては、完全にマンツーマンの個人レッスンで2時間〜3時間の枠でやるのが理想です。
お客様の予約を取る感覚と同じで、スクール生にも授業の時間を自由に予約を入れてもらうことで、効率よく売上を上げることが可能です。
何よりネイルスクールは原価がかからないので、スクール料金のほぼ90%以上が利益です。
1人でも多くのスクール生に入校してもらうことで、もはやネイルサロンの売上よりも高くなってしまう場合もありますので意外と侮れません。
別記事にてネイルスクールの開業方法をご紹介していますので、以下リンクも併せてご覧ください。

まとめ
まとめになりますが、上記で説明したようにネイルサロンの売上はネイルの施術だけが全てではありません。
店頭販売や金券制度、紹介制度の導入、さらにはスクールを併設させることにより、ネイリストの空き時間をなくすことができるので自然と売上は上がっていきます。
新規のお客様を呼ぶ為に集客方法に力を入れる気持ちは分かりますが、何よりも大事なことは来店してくれたお客様に1円でも多くお金を払ってもらうことが重要です。
しつこい勧誘などは逆効果になりかねませんが、全くやらないという行為にも問題があります。
お客様に満足してもらい、更なるお客様を呼び寄せる力を身につけたネイルサロンはこの先安泰と言えます。
一人でも多くのお客様に満足してもらえるように、日々考えて頑張っていきましょう!
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