皆さんこんにちは!管理人の眞太郎(@askigyou)です。
さて本記事では、バーチャルオフィス利用時に融資が受けにくい理由について掲載しています。
また、バーチャルオフィスで融資を受ける方法についてもご紹介していますので、今後バーチャルオフィスを契約しようか検討している方は是非参考にしてくださいね。
この記事の目次
バーチャルオフィスで融資が受けにくいって本当?
近年、バーチャルオフィスを利用して起業する方が増えています。
その理由としては、起業時の初期費用を安く抑えることが出来るということや、個人の住所を特定されにくいというメリットがあるからです。
しかし、それらメリットがあると同時に、会社経営にとって重要な銀行口座の開設や融資が受けにくいというデメリットもあります。
銀行口座を作れないとなると、当然ながら融資を受けることが出来ません。
まずは、銀行口座を開設するのが先決です。
関連記事→法人銀行口座が開設できない時の対処法
関連記事→屋号付き(個人事業主)銀行口座が開設できない時の対処法
ですが、何故バーチャルオフィスだと融資が受けにくいのでしょうか?
その理由は簡単です。
バーチャルオフィスは、事業の実態が分かりにくく、金融機関からしてみれば『本当に事業をしてるの?』あるいは、『事業をするつもりがあるの?』と思われてしまうからです。
「バーチャルオフィス=融資を受けることが出来ない」というわけではありませんが、起業時の創業融資や起業間もない時の運転資金、あるいは設備資金として融資を受けることは限りなく難しいと考えて間違いありません。
ただし、私の知人にバーチャルオフィスを利用しながら3年目に突入した際、金融機関のほうから融資を受けないかと営業があったという事案もありますのでその限りではありません。
やはり、バーチャルオフィスであろうと一般的な賃貸オフィスであろうと、事業の実態の把握はしやすいほうが良いという結論に至ります。
バーチャルオフィスを利用する根本的な理由
前項では、バーチャルオフィスは融資を受けにくいと記載しましたが、そもそもバーチャルオフィスを利用する根本的な理由を再確認していきましょう。
- 初期費用を安く済ませることが可能
- 毎月の地代家賃が安い
- 個人の住所を特定されにくい
バーチャルオフィスの最大のメリットは、上記3点のメリットがあるからこそバーチャルオフィスを利用する意味があります。
特に、賃貸オフィスを契約する際にはかなりの初期費用がかかってきます。
地域や広さにもよりますが、家賃10ヵ月分の保証金を払うケースも稀ではありません。
また、賃貸料は毎月かかりますので、家賃は安ければ安いほど経費を抑えることが出来ます。
それと、最も重要なことが住所の特定です。
現代社会はスマホの普及により、インターネットを利用したSNSや掲示板等のサービスが充実しています。
個人事業主としても、法人としても最初は小さく自分一人で事業を開始したいという際に、住所を公開してしまうと、インターネット上に個人住所を晒されてしまう危険性があります。
これ実は笑えない話で、例えばYoutuberとかも簡単に住所を特定されてしまい、ものすごい嫌がらせを受けているケースもあります。
ですが、そんな時バーチャルオフィスを利用することで、100%ではありませんが、個人の住所を特定されにくいという危機回避をすることが出来るのです。
若干路線がズレましたが、初期費用が確保出来て、住所を特定されても問題ないという方は、バーチャルオフィスを契約する意味がありません。
むしろ、融資を受けることが前提の方は、わざわざ融資が受けにくいと言われるバーチャルオフィスではなく、一般的な賃貸オフィスを借りたほうが良いと思います。
だって一般的な賃貸オフィスのほうが融資が受けやすいんですから…
バーチャルオフィスで融資を受ける方法
ではここからは、バーチャルオフィスで融資を受ける方法をご紹介していきます。
- バーチャルオフィスは融資が受けにくい
- 融資を受けることが前提の方は、一般的な賃貸オフィスを借りたほうが良い
とご説明してきましたが、それでもバーチャルオフィスで融資を受ける方法はあります。
融資は素人が受けようとするから難しいわけで、税理士などの専門家に相談しながら融資を受けるのが最も最短ルートです。
一度融資を受けてしまえば、その後は金融機関の担当者とやり取りをして追加融資を申し込むことが可能になります。
ですので、最初のきっかけ作りは税理士をかえして融資を申し込むようにしましょう。
ただ、税理士は融資だけでなく、節税や横のつながりもありますので、毎月の顧問契約をしたほうが絶対に良いです。
中には、最初の融資だけ税理士に依頼して顧問契約をしない方もいるようですが、年間30万円程度で税務管理をしてもらえますので、顧問税理士は必須でしょう。
ですが、税理士は慎重に選んでいかなければなりません。
全ての税理士が有能なわけではなく、中には全くタメにならない税理士も存在します。
- 金融機関にパイプがある
- フットワークが軽い
- 節税に関しての知識が豊富
この3点は、税理士を選ぶ際に重要です。
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まとめ
まとめになりますが、バーチャルオフィスは融資が受けにくいというデメリットもありますが、初期費用や毎月の経費を抑えることが出来ます。
しかし、融資を受けにくいというのは素人だけで解決しようとしているからです。
どうしても融資を受けたい場合には、専門家の税理士に相談するようにしましょう。
管理人おすすめのバーチャルオフィス
最後に、管理人おすすめのバーチャルオフィスをご紹介していきます。
以下、東京都内でおすすめのバーチャルオフィス、全国主要都市でおすすめのバーチャルオフィスの2つのバーチャルオフィスをご紹介していきます。
ご自身の状況に応じて、料金や特徴などを参考にしてくださいね。
東京都内でおすすめのバーチャルオフィス
東京都内でおすすめのバーチャルオフィスは「ナレッジソサエティ」です。
厳重な審査があることから、信頼度は抜群です。また審査が厳しいと言われる「法人口座」の開設がしやすいことでも有名です。
評価 | ★★★★★ |
---|---|
月額料金 | 4,500円 |
入会金 | 15,000円 |
保証金 | 30,000円 |
基本プラン | ・住所貸し ・荷物受取代行 ・郵便物の転送が月に1回まで無料 ・常駐スタッフによる有人対応有 |
特徴 | ・厳重な審査があるから信頼度◎ ・法人口座が開設しやすい ・法人口座開設保証、登記費用補助制度有 ・住所地に応接スペース有 ・各種オプションが充実 |

公式ページはこちら▼
バーチャルオフィスの【ナレッジソサエティ】
全国各地でおすすめのバーチャルオフィス
東京都内以外の住所地でおすすめのバーチャルオフィスは「Karigo」です。
国内外全37拠点(2019年2月時点)と、幅広い地域の住所を利用することが可能です。またプランによって内容は異なりますが、とにかく格安でバーチャルオフィスを契約したい方にオススメです。
評価 | ★★★★☆ |
---|---|
月額料金 | 3,300円〜 |
入会金 | 5,500円〜 |
保証金 | – |
基本プラン | ・住所貸し ・荷物受け取り代行 ・郵便物の転送は120通以上は有料 ・共有FAX(有料) |
特徴 | ・全国主要都市に拠点がある ・全6種類のプラン有 ・格安バーチャルオフィス ・有料オプション多め |

公式ページはこちら▼
全国展開のバーチャルオフィスKarigo